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省力化投資補助金 > 自動車整備業
更新:2024年11月21日
自動車整備業(中小企業省力化投資補助金)
東京経営サポーターの支援内容
自動車整備業について
近年、自動車の総整備売上高は5兆6千億円前後を推移しており市場規模は安定しています。しかしながら、自動車業界の安全確保や環境保全等に対する意識が向上し、自動車性能高度化で整備サイクルの長期化や整備技術の向上といったマイナス面での影響も見えています。経営力向上や特定整備制度等に取組み、いち早く新たな技術進化への対応を図ることで需要の機会を捉えていくことが今後ますます必要になってくると考えられます。
自動車整備業向けカテゴリー(2024.11.21現在)
自動調色システム
概要:自動車ボディー等の色を自動で計測し、その色の配合を自動で算出するシステム。
利用者:自動車の車体整備を行う事業者。
費用:二百万円程度から導入可能。基本的に導入後の設定を行えばすぐに使用可能。 |
●省力化の効果
従来は、ベテラン作業員が手作業で行っていた調色作業でしたが、本機器を導入することで、車体を測色カメラで撮影・数値化し、より近い配合を算出することができます。経験の浅い作業員でも作業でき、大幅な省力化が見込めます。
●活用事例・ポイント
自動車修理では、経年劣化や紫外線に伴う微細な変化を考慮し配合を行う必要があります。本機器で車体を測色カメラで撮影・数値化することで、経験の浅い作業員でもベテラン作業員並みの調色が行えるようになります。
自動車向け溶接機(スポット溶接機)
概要:自動車の鈑金修理に特化して溶接を行える設備です。スポット溶接機は主に鉄板が重なっている箇所を溶接します。
利用者:自動車の車体整備を行う事業者。
費用:三百万円程度から導入可能。基本的に導入後の設定を行えばすぐに使用可能。 |
●省力化の効果
溶接工程の削減、作業ミスの削減、作業の迅速化等により大幅な省力化を図ることが可能です。
●活用事例・ポイント
自動車の鉄板が重なっている箇所を溶接する際、本機器の導入により品質の向上だけでなく、作業ミスの削減や工程の短縮といった大幅な省力化が見込めます。
自動車向け溶接機(パルス制御溶接機)
概要:自動車の鈑金修理に特化して溶接を行える設備です。パルス制御溶接機は物理的に鉄板が挟めない箇所の溶接を行います。また、自動車向け溶接機は自動車に特化していない溶接機と比較し、自動で厚みや抵抗値が設定され、スムーズな溶接が可能となります。
利用者:自動車の車体整備を行う事業者。
費用:二百万円程度から導入可能。基本的に導入後の設定を行えばすぐに使用可能。 |
●省力化の効果
溶接工程の短縮、作業ミスの削減、作業の迅速化等により大幅な省力化を図ることが可能できます。
●活用事例・ポイント
自動車のボディ構造やフレーム部分など、高い精度で溶接を行う必要がある部位の修理で使われます。パルス制御により、溶接電流を細かくコントロールできるため、均一で安定した溶接品質が実現できます。
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