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省力化投資補助金 > 宿泊業
更新2024年10月8日

宿泊業(中小企業省力化投資補助金)
東京経営サポーターの支援内容
宿泊業について
新型コロナウイルス流行の影響を多大に受け宿泊者数は2020年に大幅に減少しましたが、その後回復基調を見せ、現在はコロナ前を上回る水準まで改善しています。また、2023年に閣議決定された「観光立国推進基本計画」では「観光は今後とも成長戦略の柱、地域活性化の切り札である。」と記される等、今後大きな成長も期待されています。インバウンド需要への対応や、コロナ禍であらわになったデジタル化の遅れによる生産性の低さや人材不足といった積年の課題を解決していくことが、これからの一層の成長の鍵になるでしょう。
宿泊業向け製品の承認カテゴリー(2024.10.8現在)
自動チェックイン機
概要:チェックイン機能、精算・会計機能を有し、顧客が自動でチェックインを行えるようになる製品。チェックアウト機能、カードキー発行機能を有し、これらを自動化できる製品も。
利用者:従業員が対面でチェックイン・アウト業務、請求・支払い業務、カードキー発行業務等を行っている旅館・ホテル等の宿泊業の事業者。チェックイン手続きの多さが省力化効果の高さに直結するため、客室が数十部屋以上の施設の方がより望ましい。
費用:数百万円程度で導入可能。設置費用は数十万円程度。初期設定を行えばすぐに稼働ができる。 |

●省力化の効果
自動チェックイン機を導入することにより、これまで対人で対応していたチェックイン・アウト業務、請求・支払い業務、カードキー発行業務等を自動化し、フロント業務の負荷低減や省力化に貢献します。また、自動化により客室のアサインミスや接客トラブルや金銭トラブルを削減できることで生産性が向上します。カードキー発行や精算・会計対応等も自動化できる製品であれば、当該業務も自動化されます。
●活用事例・ポイント
ヒューマンエラーおよび接客時の金銭トラブルが削減します。窓口対応に割いていた人員を他の作業に回すことで顧客満足度も向上が期待できます。顧客情報やパスポート情報のペーパーレス化による環境への配慮も実現します。
スチームコンベクションオーブン
概要:プログラム機能を持ち、料理、食材ごとの加熱時間、温度等を登録し、使用する人間を問わず調理を任せられる製品になります。原理としては、コンベクションオーブン(ファンにより熱風を強制対流させるオーブン)とは、蒸気発生装置を取り付け、熱風、水蒸気、熱風+水蒸気を利用することにより、焼く、蒸す、煮る、炒める等の多様な加熱調理を1台で担います。
利用者:フライパンでの調理等、加熱調理(焼く、蒸す、煮る、炒める等)を人手により行っていた宿泊・宿泊店等の事業者。
費用:数百万円程度で導入可能。設置費用は数十万円程度で、基本的に導入後の設定を行えばすぐに使用可能。 |

●省力化の効果
導入前に要していた人手による加熱調理にかかる業務が、当該製品カテゴリの導入により完全に機械に置き換わります。また、加熱時間、加熱温度、加熱方法等がプログラムできるので、経験の浅いスタッフでも熟練の技を再現可能になります。
●活用事例・ポイント
例えば、ローストビーフに関してはおおよそ2時間の間熟練の料理人が付きっ切りで作る必要がありましたが、その必要がなくなります。肉の旨味をうまく閉じ込めて調理できるなどの料理の品質向上がはかれる他、内部温度を検知して自動で温度調整を行うため、熟練したスタッフの調理を経験の浅いスタッフでも再現することができます。
その他宿泊業該当のカテゴリについては、
省力化投資補助金HPにて確認お願いします。
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