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省力化投資補助金 > 卸売業
更新2024年10月8日

卸売業(中小企業省力化投資補助金)
東京経営サポーターの支援内容
卸売業について
卸売業の販売価格は、長期的には下落傾向にあるものの、ここ数年では物価高騰の影響により上昇しています。長期的な下落要因としては、ECサイトの普及や自社で製造から販売までを行う企業が増加したこと等が挙げられます。今後は小ロットやニッチな需要への対応やインターネットを使用した情報発信に力を入れる等他社との差別化を図ったり、自動化を進めて省力化によるコスト削減を図る等の取組みが重要になるでしょう。
卸売業向けカテゴリー(2024.10.8現在)
無人搬送車(AGV・AMR)
概要:自動で走行する車両または台車で、もの(パレット、ケース、台車など)を移載やけん引できる機能を有し、自動で搬送が行える製品。位置の認識やルートについては、機器に組み込まれたマップ、決められた位置情報やルートに基づき、自動で移動が可能。
利用者:製造業の工場や、倉庫業、卸売業、小売業の倉庫などで、人手によるフォークリフトや手押し台車等での搬送を行っていた事業者。
費用:製品の規模により大きく異なるが数百万円から一千万円程度でも導入可能。導入先にてAGV・AMRの稼働スペースが確保されている場合は、必要な作業はおおまかな運搬ルートの指定、搬送物の似姿や重量の計測程度。 |

●省力化の効果
人手によるフォークリフトや手押し台車等での搬送から、電子指示による搬送作業の無人化が可能となります。重量物の運搬に関して、人間の手で行う必要が無くなり、転倒などによる事故率の低減や作業者への負担が大きく減少します。また、搬送ミスの低減や作業ムラが無くなることによる処理スピードや処理精度の向上にも寄与します。
●活用事例・ポイント
自動倉庫から出庫された商品を自動で次の工程まで運搬することが可能となります。搬送できるのはケースだけでなく、カゴ車や棚など使用環境やニーズによって設定可能であり、往復で別のものを搬送することもできます。運搬作業の指示や状況に合わせた変更をタブレット端末にて行い、すべての搬送作業を終えたら自動で充電場所まで戻る機種もあります。
検品・仕分システム
概要:検品と仕分が一体で完成するシステムにより、目視で確認し仕分ける工程を無くし、仕分や検品にかかる自動化を実現する製品。
利用者:製造業の工場や、倉庫業、卸売業、小売業の倉庫などで、目視等の人手による製品の検品や仕分業務を行っていた事業者。
費用:製品の規模により大きく異なるが、数百万円から一千万円程度〜でも導入可能。 |

●省力化の効果
仕分に係る無人化を実現できるので、手作業だけの場合と比較し大幅な業務効率化が実現できます。具体的には、人出作業では1時間当たり40行(アイテム)〜60行のところ、2〜3倍の効率化が可能です。また、検品と仕分をつなぐことで、一連の情報受け渡しが可能になり、間に人を介すことなく自動で処理ができます。さらに、作業者に経験が無くても1時間程度の研修で仕事ができます。加えて、人手作業の場合と比較してミスの発生率が低減される効果もあります。
●活用事例・ポイント
「ミス」を自動化により低減でき、お客様との信頼関係の向上が図れます。物流センターや、入荷後すぐに出荷する通過型物流センターでの利用、返品商品の仕分けなどにも使用されているケースがあります。
オートラベラー
概要:製品、製品パッケージ、またはパッケージ資材に粘着ラベル(シ―ル)を自動的に貼り付ける装置。
利用者:製品(製品パッケージ、パッケージ資材を含む)へのラベル貼付け作業を行う事業者。
費用:数百万円程度で導入可能。基本的に導入後の設定を行えばすぐに使用可能。 |

●省力化の効果
製品へのラベル貼付業務において、人による手貼り作業を機械による自動貼り作業にすることで、同一数を同一時間で処理するのに必要な人員数の削減効果が得られます。さらに人員削減だけでは なく、同一時間内での処理数向上効果も得られます。また、手貼り作業で発生してしまうラベル貼付品質のバラつきも自動貼り作業においては発生せず、確認工程が不要となるため、確認用人員を省く効果が得られます。
●活用事例・ポイント
手貼り作業には10秒/枚程度の時間を要しますが、自動貼り機では完全自動となり、さらに機械による作業時間も2秒/枚程度に短縮されます。
その他卸売業該当のカテゴリについては、
省力化投資補助金HPにて確認お願いします。
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