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省力化投資補助金 > 印刷業
更新:2024年10月8日

中小企業省力化投資補助金(印刷業)
東京経営サポーターの支援内容
印刷業について
印刷業は受注生産型の製造業に分類され、主な製品は、出版印刷、商業印刷、証券印刷、事務用印刷、包装資材特殊印刷等に分けられます。業界全体ではデジタル化の影響等により印刷需要が減少していることから出荷額、事業所数ともに減少傾向にありますが、データから紙に直接印刷するデジタル印刷については、需要拡大が期待されています。近年、インク、機械、用紙等の価格高騰により収益性が悪化している企業も多く、省力化・生産性向上への取組みが一層重要となっています。また日々進化する印刷技術や多様化する顧客ニーズへの対応も強く求められている業界です。
印刷業向け製品の承認カテゴリー(2024.10.8現在)
デジタル紙面色校正装置(グラビア・紙器パッケージ用デジタルプルーフ)
概要:グラビア(食品包装パッケージ等のフィルム印刷)、商品箱等の紙器パッケージ印刷の色校正を行うための印刷装置。
利用者:印刷・同関連業務を行う事業者。
費用:数百万円程度から導入可能。基本的に導入後の設定を行えばすぐに使用可能。 |

●省力化の効果
従来製版、校正・本機印刷で校正していた重労働作業の省力化を実現する事が出来ます。作業時間が短縮化することで従業員がより付加価値の高い仕事に従事することができるなど、人事生産性の向上による省力化が可能となります。
●活用事例・ポイント
従来までベテランの社員でしか出来なかった校正製造業務が、デジタルプルーフシステムにより経験が浅い社員でもできるようになり、生産性の向上が見込めます。またカーボンニュートラルな校正システムなのでCO2排出削減にも繋がります。
印刷用紙高積装置
概要:印刷前の紙積みにおけるワンプ剥き作業・反転作業・検品作業において、作業を省力化し効率的に行う装置。
利用者:印刷・同関連業務を行う事業者。
費用:数百万〜一千数百万円程度から導入可能。基本的に設置後すぐに使用可能。 |

●省力化の効果
従来の手積みでの重労働な紙積み作業を装置の活用により、労働負荷の軽減と作業効率化が実現されます。
また、手積み作業で必要であった熟練技術も不要となります。
●活用事例・ポイント
オペレーターから紙積み作業を無くすもしくは削減することで、印刷業務に注力できます。また、印刷時のトラブル減少により、紙・インク・時間が削減でき生産性の向上に貢献します。
印刷用インキ自動計量装置
概要:印刷に使用する特色インキ作成を行う装置であり、市販されているインキ各色から、配合レシピに基づいたインキ必要量を自動的に計量し吐出する装置。
利用者:印刷・同関連業務を行う事業者。
費用:千三百万円程度から導入可能。基本的に導入後の設定を行えばすぐに使用可能。 |

●省力化の効果
指定された色のインキ作成は、経験に基づいた手作業での作業でしたが、本装置導入による自動化により、大幅な生産性向上を図ることができます。
●活用事例・ポイント
熟練作業員の経験則によるインキの手動計量を自動計量することで、計量作業から解放されます。また、熟練作業員の高齢化に伴う技能承継の機械化が可能となります。
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