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省力化投資補助金 > 飲食店
更新:2024年10月8日

飲食店(中小企業省力化投資補助金)
東京経営サポーターの支援内容
飲食店(飲食業)について
昨今の「消費者のライフスタイルの変化」や働き方改革による「余暇時間の増大」に伴い、外食産業市場は拡大傾向にあります。また、2023年4月に入国規制などの水際対策が終了し、訪日外国人数が回復してインバウンド需要が拡大したことも外食産業市場の拡大要因の一つとなっています。しかしながら、市場の拡大と同時に、人手不足により店舗運営に必要な「労働力の確保」が深刻化しています。店舗によっては、シフトを組むに当たって、人手を確保できず営業時間を短縮せざるを得ない店舗もあります。依然として原材料価格の高騰も続いており、早急に店舗体制見直しやコストダウンに努めなければならない事業者が多数存在しています。
飲食店向けカテゴリー(2024.10.8現在)
券売機
概要:注文受付、券類の発行、支払・決済業務を自動的に行う製品。
利用者:主に従業員による事前オーダー方式で注文を受け付けていた飲食店等の事業者。
費用:数十万〜数百万円程度で導入可能。設置費用は数万〜数十万円程度。初期設定を行えばすぐに稼働ができる。 |

●省力化の効果
従来の従業員による事前オーダー方式ではなく、チケット(食券)販売機で無人化対応することで効率化を図り、店舗全体の生産性向上に貢献することができます。さらに、キャッシュレス会計に対応することで、お客様(インバウンド向けに言語対応済)へのサービス向上と企業での金銭管理に要する業務の省力化に大きく貢献します。
●活用事例・ポイント
1店舗当たり1日3時間以上の業務が削減された事例があります。また、呼び出しシステムの採用により配膳と下げ膳をセルフにした場合は、1店舗当たり5時間以上の業務が削減された事例もあります。現金の取り出しが困難になることでセキュリティが強化され、現金不正の可能性を減らすことで従業員が疑われるような機会を減らし職場環境が改善されるなど、様々な効果が期待できます。
自動精算機
概要:商品販売時及びサービス提供時における支払・精算対応又はつり銭等現金の受け渡しを自動的に行う製品。
利用者:対面による精算業務を行っていた飲食サービス業、小売業等の事業者。
費用:数十万〜数百万円程度で導入可能。設置費用は数万〜数十万円程度。初期設定を行えばすぐに稼働ができる。 |

●省力化の効果
従来は対面による精算業務を行っていたところ、自動精算機を導入することによって精算業務を自動化します。また、つり銭の準備、締め処理について、金銭の確認に時間を要していたところ、精算機導入によって時間短縮の効果が見込めます。
●活用事例・ポイント
手動による現金の取り扱いが減るため、ヒューマンエラーによる過不足金の計算がなくなります。入出金のデータの蓄積により、準備金の圧縮も期待できます。現金の取扱にかかる教育時間が、一例として月あたり5時間から3時間に削減し、大きな省力化効果が見込めます。
スチームコンベクションオーブン(対応業種:飲食業、宿泊業、小売業)
概要:プログラム機能を持ち、料理、食材ごとの加熱時間、温度等を登録し、使用する人間を問わず調理を任せられる製品になります。原理としては、コンベクションオーブン(ファンにより熱風を強制対流させるオーブン)とは、蒸気発生装置を取り付け、熱風、水蒸気、熱風+水蒸気を利用することにより、焼く、蒸す、煮る、炒める等の多様な加熱調理を1台で担います。
利用者:フライパンでの調理等、加熱調理(焼く、蒸す、煮る、炒める等)を人手により行っていた宿泊・飲食店等の事業者。
費用:数百万円程度で導入可能。設置費用は数十万円程度で、基本的に導入後の設定を行えばすぐに使用可能。 |

●省力化の効果
導入前に要していた人手による加熱調理にかかる業務が、当該製品カテゴリの導入により完全に機械に置き換わります。また、加熱時間、加熱温度、加熱方法等がプログラムできるので、経験の浅いスタッフでも熟練の技を再現可能になります。
●活用事例・ポイント
例えば、ローストビーフに関してはおおよそ2時間の間熟練の料理人が付きっ切りで作る必要がありましたが、その必要がなくなります。肉の旨味をうまく閉じ込めて調理できるなどの料理の品質向上がはかれる他、内部温度を検知して自動で温度調整を行うため、熟練したスタッフの調理を経験の浅いスタッフでも再現することができます。
清掃ロボット
概要:自律走行で床を清掃(湿式、乾式等)するロボット。各種センサにより、人や障害物を回避しながら清掃可能。
利用者:主に宿泊業、飲食サービス業などの清掃業務が発生し、従業員による清掃作業を行っていた事業者。
費用:数百万円程度で導入可能。基本的に導入後の設定を行えばすぐに使用可能。
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●省力化の効果
人手により実施している清掃業務を清掃ロボットが代替することにより、清掃業務の省人化が期待できます。具体的には、導入前に要していた廊下やロビーの清掃にかかる業務が、当該製品カテゴリの導入により機器に置き換わり、人手による作業を削減できるため大きな省力化効果が見込めます。
●活用事例・ポイント
掃除機での清掃と比べて、大幅にコスト削減効果を得られたケースがあります。
配膳ロボット
概要:各種センサにより人や障害物を回避しながら自律走行により料理や飲み物等(導入する業種によっては、物資・部品や梱包物等)を人に代わって配膳するロボット。
利用者:配膳業務を人手により行っていた宿泊・飲食店等の事業者。
費用:数十〜数百万円程度で導入可能。基本的に導入後の設定を行えばすぐに使用可能。 |

●省力化の効果
人手により実施している配膳業務をロボットが代替することにより、清掃業務の省人化が期待できます。具体的には、導入前に要していた配膳、下膳にかかる業務が当該製品カテゴリの導入により大幅に機器に置き換わり、人手による作業を削減できるため大きな省力化効果が見込めます。
●活用事例・ポイント
飲食店では、テーブルの片づけが終わらずに客が入れない場合がありますが、ロボットを導入することで配膳業務をロボットに任せ、従業員がテーブルの片づけ作業等に注力できます。
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